これはすごい人間の脳
自転車に乗ったことのある人ならわかると思うが、自転車を運転するとき、ヒトはものすごく脳が活発になる。
基本の動作として、直進という状態でも、前方に障害物は無いか、左右のバランス、ペダルへの力加減、目的地までの距離、時間、主婦なら夕食のおかずと、これだけのことを無意識下で制御し管理する。
以上を永久ループで自転車を降りるコマンドを発行するまで続け、曲がり角に差し掛かればコーナーイベント、こじゃれた喫茶店を通過する際においしいものを連想するイベントなどが発生する。
自転車に乗るだけでも、たくさんのメソッドがあり、ヒトは与えられたリソースを最大限活用して生きているのである。
しかも、これらを体験的に記憶し、必要なときだけ発揮する。
スポーツは練習すればするほど引き出しが増えて良い記録につながりやすくなるのだろう。
今朝、こんなことがあった。一方通行のせまい路地で、毎朝渋滞している道路があり、私は毎朝通勤に利用しているのだが、今朝も相変わらず渋滞で、前方に歩行者がいると私は自動車すれすれに近づいて歩行者と接触しないように追い越しをする。
車は渋滞でノロノロなので、危険はさほど無いのだが、そのときは前方から対抗する自転車が来たのだ。
私がその時くだした判断は停止でもベルでもなく、加速である。
私は脳内で(ちょwここで加速かよw)と盛り上がったが、日常においてはスルーされる。朝からクールなものである。
そうこうしているうちに私のブログ脳が活発になったので自転車に乗りながらこれを書いている。
ご心配にはおよばない、さっきの一方通行は過ぎ、今は安全な道である。
知能指数が3000のヒトならば、ペダルに携帯電話を置いて書くのだろうか*1私はIQ107だったので周りから変な目で見られることもないだろう。
*1:靴を履いたままかどうかも含めて解決してくれるだろう