ネットランダム改変

はてなダイアリーからはてなブログにインポート。

はてなも信用できない

近頃、やっと私のところへもはてなの招待状が届き、「はてな八分」をまぬがれることができた。初体験するはてなは、爆発的ブームになるのもしかりと思わせる魅力的機能が満載だ。日本のGoogleといわせるサイトといっても、いわゆる出会い系とは違って、男性からのナンパメールがやまほど届くということもなく、健全な運営が維持されているようだ。

 さて、私は自宅がブロードバンド環境なので、近くの大型書店には行かず、もっぱらひきこもり生活である。先日も家のパソコンではてなのサイトを開けたら、父がログアウトしわすれたはてなの画面がでてきた。65歳の男性、 N・Yという名前で自己紹介があったが、肩書きが「京都で自転車乗っています」とあった。定年引退後で夢見てるのかなと思い、そのときはそのままログアウトの処置をとった。

 翌日、同じく家のパソコンではてなのサイトを開けたら、またしても前日の65歳男性N・Yがログインし忘れた画面があらわれた。ところがその男性の 自己紹介だが、「京都で自転車乗っています」のはずが、今日は「東京に進出、シリコンバレーに居住」に書き換わっているのだ。

 前者の「東京に進出」もほんとうかどうか疑わしいが、「シリコンバレーに居住」というのはあきらかに騙りだったらしい。上京組というかっこのいい 肩書きを使えば、女性をナンパするのに好都合という思惑があったのだろう。

 私は単細胞なので、はてなのような比較的健全なサイトに書かれてある自己紹介等はほんとうのことだと安易に信じてしまうのだが、はてなは各人の自己紹介が真実かどうかまで保証はしてくれない。はてな利用者はそのことを肝に銘じて、警戒を怠らずサイバーコミュニケーションを楽しむことだと思った。

 さて、くだんの65歳男性N・Yの自己紹介ページだが、私はそこに「昨日は京都で自転車に乗っていましたが、今日はシリコンバレーに居住の社長です。肩書きは毎日適当にくるくると変わります」と書き加えてやってた。*1いたずら、というか、騙り男に一罰、というわけだが、この程度の改ざんは許されることだろう。

 家のパソコンしかり、ネットカフェでのパソコンしかり、不特定多数の利用するパソコンではログアウトを忘れないことが大切だ。はてな程度で済んでいるならいいが、これが銀行口座などで、私のような悪人?にいいようにいじらたら大変ですからね。

参考:
http://d.hatena.ne.jp/umeten/20060905/p1
http://www.ohmynews.co.jp/News.aspx?news_id=000000000660