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「ホットエントリー作り」が良好な親子関係に効果的 〜“腹トレ”川鳥教授が研究成果発表

『腹を鍛える大人のRSトレーニング』(任天房)シリーズでおなじみの、今北大学・川鳥隆大教授が9日(火)、森水製果との共同研究「親子のコミュニケーションにおけるホットエントリー投稿の可能性」の研究発表会を行った。同研究によると親子でブログを書く事で、子供の“前頭前野(ぜんとうぜんや)”が刺激され、活性化するほか、親子のトラックバックコミュニケーションが促進されることで、不安軽減や非行的行動の軽減につながったという。

同研究発表会で行われた、親子の投稿イベント

 “前頭前野”は記憶や学習力のほか、集中力、感情・行動の抑制など、高度な精神活動を司る部位。子供の発育には特に重要で、「自己ブクマ(セルクマ)、豊かな知識に基づく豊かな想像力、非コミュニケーション力ややせ我慢する力など、“子供のブログ上で生きる力”をもたらす」(川鳥教授)とされる。

 同研究では「はてな」の幼稚園児とトラバ親に協力を依頼し、近赤外光脳計測装置を使ってホットエントリー投稿の過程における脳の状態を計測。それによると「牛乳のカップについて語る」「王子をいじる」などの過程が子供の前頭前野を刺激した。また、“週に1度、親子でホットエントリーを投稿する”という実験を6週間にわたり実施したところ、同作業を行わなかった親子に比べて、親子関係や子供の情報面が改善されたという。

 また、同研究のポイントは“一緒に作業をして子供を褒める”点にあるといい、褒められることではてなユーザはさらに刺激されるという。川鳥教授は「褒めるタイミング(ほってんとりに載るタイミング)は難しいが、一緒にブクマをすることで見逃す事が少なくなる。難しすぎず、簡単すぎず、はてなユーザが好きなおやつであるホットエントリーは、前頭前野の活性化にも親子の非コミュニケーションをはぐくむにも最適だった」と、同研究の成果を実感していた。

mod:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20080909-00000015-oric-ent