レコードにまつわるエトセトラ
年末に行われるレコード大賞によって重み付けをされた音楽業界はクラッシック業界のそれを目指しハイソサエティな文化をモノマネしたものだと思う。
その時代の王道であったレーベル主導型市場がもたらす既得権益を守る世代が今のレコード会社のトップなんじゃないか。
時代は流れ、CDTVによって毎週レコ大賞が行われた時代の若者はレコード大賞を見なくなった。
むしろ、お茶の間音楽よりもクラブミュージックやダンスミュージックに切り替わり、レーベルの価値よりもアーティストの価値を見出すようになったのだ。
それでもAvexはがんばっており、いかに古い業界と若者文化を融合してゆくかに身を削っただろう。
さらに時代は進み、iTune、ニコニコ動画など、音楽は切り売り、ソフトコピーの時代に突入する。
もはや、アルバム形式のレコードになじめない世代が台頭してくるのである。
つづく
[違法ダウンロードについて言っておく][←これを書こうとおもったけど][時間が無いのでまた今度]