「メールを送信するコンピュータの96.7%、スパマーがコントロール」という記事をCNETがコントロール
Return Pathの調査によると、メール送信に使われる2000万のIPアドレスのうち、同社顧客あてにメールの送信が許可されるレベルにあるレビュテーションスコアを獲得しているのは、わずか0.9%だったという。スパムが仕組まれていたり、クレーム発生率が高すぎたりするものが約2.5%だった。ところが、スコアが非常に悪く、送信側のコンピュータがハッカーにコントロールされている可能性があるものが96.7%あった、とReturn Pathでは述べている。
数値だけのインパクトで記事の内容まで踏み込めない気がする。
Return Pathの調査によると、
メール送信に使われる2000万のIPアドレスのうち、
同社顧客あてにメールの送信が許可されるレベルにあるレビュテーションスコアを獲得しているのは、
わずか0.9%だったという。
ということは、レビュテーションスコアを獲得しているものがPCだとして、
20,000,000台 × 0.009(0.9%)= 180,000台
18万台が顧客として許可されていると。
スパムが仕組まれていたり、クレーム発生率が高すぎたりするものが約2.5%だった。
これは
20,000,000台 × 0.025(2.5%) = 500,000台
50万台がクレーム、被スパム台数。
ところが、スコアが非常に悪く、送信側のコンピュータがハッカーにコントロールされている可能性があるものが96.7%あった、
20,000,000台 × 0.967(96.7%) = 19,340,000台
とReturn Pathでは述べている。
述べているのか?資料があっただけではないのか?
調査不十分かどうかまでは教えてくれない記事なんだけど、
タイトルとしてはインパクトがあるのでブクマがついてしまう。
営業さんはこういった情報で付加価値の高いシステムを提案するのだろうなあ。
- 参考
- 第2・四半期のアジア地域(日本を除く)のパソコン販売台数は1160万台
- dell.com/jp ... 世界市場における パソコン出荷台数は3140万台
記事を読む限りでは、レビュテーションスコアを獲得しているものがPCなのか、スパマーのコントロールによるものなのか不明である。
と言ってみるテスト。*1
*1:英語読めないんで