WebサイトのカラーをOFFICEで利用する方法
Webには色があふれています。
#FF1A00とか#3F4C6Bなど。
CSSをほじくってみたり、ソースの表示をやるとあちこちに色の定義があり、
あ、これ素敵!って思っても簡単にコピーできません。
ましてやOFFICEドキュメントを作成しているときにもっとカラフルにできたらなあなんて思いますよね。
そんなときのための便利な技をご紹介。
説明
まず、参考にしたい色を探します。
http://www.modernlifeisrubbish.co.uk/article/web-2.0-colour-palette
こことか、
ここで
6桁の英数字を拾います。
ここではFF1A00を参考にしていきましょうか。
FF1A00の6桁はそれぞれ2桁ずつに分割でき、R・G・Bに分かれているのです。
R・G・BとはRed、Green、Blueです。
察しの早い方はもうこれで利用できますね。
それでは具体的な利用の仕方です。
Redの部分は"FF"となっています。
これは16進法で記述されています。
一旦、OFFICEを開いてみましょう。
(オブジェクトのプロパティの色と線を開き、色プルダウンメニューの中のその他の色をクリックします。)
(すると色の設定というダイアログに標準とユーザー設定があります。ユーザ設定の方を開きます。)
※ここではMS Excelを使用しています。
この16進数を10進数に変換して、こちらのダイアログの255と書かれている赤の欄に記述するのです。
Greenの数字を変換して、緑の欄に、Blurの数字を変換して、青の欄にいれます。
3色入れ終わると、パレット上のカーソルが指定したい色に自動的に移動して、色指定が完了します。
あとはOK、OKとクリックするとオブジェクトに色が反映されます。
変換方法
FFは16の位がF、つまり16進×15、1の位がF、15となり、
16×15=240
240+15=255
255となります。
16進数の2桁で最大のFFですから、256−1=255ということですね。
つぎにGreenの1Aですが、同様に、
16×1=16
16+10=26
26となります。
そしてBlurの00はもうおわかりですね。
16×0=0
0+0=0
0です。
赤、緑、青にそれぞれ、255、26、0を設定すると、FF1A00の色となるのです。
その他の例で言うと、
#3F4C6B
48+15=63
64+12=76
96+11=107
これであなたにもカラフルドキュメントが作成できるわけです。