無断リンク禁止に関して新しい考え方が芽生えた
備忘録も兼ねて書いておく。
アメリカで銃社会が問題となっているが、銃の規制に関して、賛成派と反対派が対立しているそうだ。
なんだかジュリアーニ市長が画面に映っていたが、自分はあまり詳しくないし、本件ではそのあたりは無関係なのですっとばす。
「銃は禁止!」という規制賛成の派閥と、「悪いのは銃じゃない!それをつかう人なんだ!」という規制反対の派閥で分かれているそうな。
これを無断リンク禁止に置き換えると、
「無断リンク禁止!」、「悪いのはリンクじゃない!」
あれ?
リンク(銃)が管理者(市民)を困らせているのか?
ちがうよね。たしかに実害をこうむった人が規制に走る気持ちはわかる。
ただ、規制がすべてを解決するわけではない。
規制を反対している人はいきすぎる規制の余波の悪影響を恐れていたりもする。
わかってほしいのはリンクの賛否は銃の賛否のようにすぐに結論がでないものではない。
リンクがなければwwwの仕組みとして成り立たないのだから。
ではどう考えるべきなのか。
「悪いのはリンクじゃない!」といっている人の意見に耳を傾けてみよう。
2通りの意見がそこから読み取れる。
1.リンクをして、嫌がらせをしようとしている人が悪い。
wwwの仕組みとしてのリンクを利用し、晒す行為が悪。
または、リンク元の情報をリンク先によって捻じ曲げる行為が悪。
しかしこれは次の受け取り方で破綻する。
2.リンクの価値を悪いものとして受け取る人が悪い。
リンク自体にはつながり以外の意味は持たない。
これらを嫌がっているのに、リンクされた行為を嫌がることに転嫁することが悪。