Google は「メールを消す」という行為を葬り去って、過去のものにすることができたはずだったのに、どうして多くの人が削除ボタンを欲しがったのだろう。その背後にある価値観はなんだろう。 GMail の大容量は、メールを削除することを考えなけりゃならないという拘束から人間を開放してくれるはずじゃなかったのか?
印刷機が生まれた後も、手書きのサインが入っている方がどんなにすぐれた印刷品質の本よりも価値があがると思うメタファ。
そのうち、ファイルという概念も無くなることでしょうから、
今のうち削除したい人はさんざん論理削除してもらったほうがいらいらは解消するのではないでしょうか。