Web0.0
Tropyがこれほど受けるとは驚きです。 感覚的にいえば、Tropyは「Web 0.5」ですね(Web 2.0-1と呼んでもよい)。
パロディでEmpty-Web0.0というのを考えた。
Web 0.0というのは「Webの常識的な便利機能をまったく入れないだけでなく、本当になにもないかのように振舞うとしている」というほどの意味です。たとえば、Create, EditやRandom, 存在するページすら無いように振舞うのです。それから、むやみにメタタグを入れています。about:blankへジャンプ、そして、念のためアクセス負荷を考える元となるログ出力をそなえるだけ。
Web 0.0というとWeb 0.5に対抗しているようですが、もちろんそんなことはありません。実際Emptyは、Web 1.0のパターンのいくつかは踏襲しているように思います。
(中略)
そのほか、検討したけれどはずさなかった(少なくともいまははずれていない)機能の1つは「完全ランダムエントリ」です。これは、URL指定もできない、ランダムでしか見つからない、絶対捕まえられないページです。それから「URLシャフリング」もはずしませんでした。これはURLを定期的にシャフリングしてブックマークを無意味にする機能です。
(中略)
EmptyはPerlで書かれています。いまは公開する予定はありませんけれど、 Webアプリを作れる人なら簡単に作れますよね。他のサイトにも作ってください。そして負荷分散を(苦笑)。 APIを考えれば「分散Empty」もできるかもしれませんね。