ネットランダム改変

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稚拙な文章でコラムに挑戦

http://blog.livedoor.jp/takapon_jp/archives/16871646.html

TV朝日で指名手配という番組のスポンサーをしているのだけど、スポンサーになってもやれることを激しく制限されていたりします。まず番組中にlivedoor.comのアドレスは入れられないんだって。なぜかよく分からないけど、内部基準らしい。またCMにも激しい制限があって、最後の1秒くらいしかアドレスを載せられないの。月○千万払ってこれだけ?びっくりしますね。TV局のwebを通してしかアクセスが呼び込めないため、途中でかなりの人があきらめて、番組ネット連動に参加しないようだ。どうしてこんなにネットとの連動を嫌うのか、まあ色々理論コネコネで反論はあるんだろうけど、あんまりネットとの連動に積極的でなさそうなのは確かである。グループ会社には甘いらしいんだけど。もっと積極的にアドレスを露出したり、番組連動企画を立てられるんなら、十分費用対効果があがるので、もっとスポンサーとして参画したいんだけど、今のままだと無理ですね。。。

インターネットとTV番組の連動というのは自分も考えたことがあるんだけど、
TVの文化や歴史を考えるとかなり深いお話になる気がする。

自分が生まれた時にはすでにTVはあったんだけど、
生まれた時にすでに「TVは生活に密着している」人がほとんどだと思う。
その影響力というのは学校や職場での話題性は抜群だし、
今晩のおかずなんてのもかなりの確率でかかわっていると思う。

インターネットはどうかというと、TVほどの普及率ではないにしろ、
情報量が多く、共通の話題にはできそうだけど、同一の情報を共有しているとは必ずしもいえない。

これは情報の流れ方がTVとは違って、TVは放送局が配信する情報を視聴者が同じ時間に視聴可能なため、配信側に制御可能だということ。(例外はありますが)
ネットは受信側が配信側の情報を検索(リンクをたどって)し、情報を選別できること。

せっかくTVでURLを公開したところで、視聴者から閲覧者にかわったときに、
情報を選別されてしまう。
この垣根は高いと思う。

TV側はこれまで培ってきた手法で、情報を公開すれば予想される費用対効果は望めるのだけれども、
ネット側は公開方法を確立させないことには、安定した効果は望めないと思う。

現在の「ポータルサイト→検索→検索結果上位表示→情報」という流れが、
検索ベンダ、大企業の思惑通りとしたら、ベンチャー企業や個人の情報というのが、マルチで自由に飛び交うようになれるのは難しいだろう。