ネットランダム改変

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物質文明は終わりを告げる

これからは精神的な豊かさを求める世界とそれを支える世代が台頭するのではないかと予感させます。

大量生産、大量消費の社会を見直す機会となりました。元々言われていたことですが、どうやってその方向へシフトしてよいかわかっていませんでした。

震災前後と戦争前後がとかく比較されがちですが、なるほど帝国主義軍国主義というのは根拠の無いところから神通力のごとく説得力やモチベーションを高めて、同調圧力大衆迎合を利用した社会国家基盤であったと言えるのではないだろうか。

高度経済成長期を経て、バブル世代、ゆとり教育などと言われて、何かしらの違和感を感じて生活をしていたこの多数決社会、ことなかれ主義社会に身を置いていた人々と、当時の富国教育で育ち、日本帝国を支えていた人々は同列で語れるのではないだろうか。

新しい世代はさぞ我々を責めるでしょう。なんで大量生産、大量消費なんて行っていたんだと。なんとまあ科学技術におぼれていたことかと。商業主義に邁進しすぎていたんじゃないかと。

かつての戦争世代は敗戦により言葉を失っておりましたが、現代日本は震災に負けました。っていうか勝ち目の無い戦いを強いられている国であることが露呈しました。

今こそ震災後に垣間見せている日本人の慎ましい魂に身を寄せるときです。

Pray for Japan

大和魂よかくあれ。